1 筋トレ【運動】が精神に与える効果
ありきたりだが、筋トレが精神に与える効果が前向きなものだということは、よく知れ渡っている。
筋トレをすると、メンタルに良い影響を与えてくれる様々な脳内ホルモンが分泌されるからだ。
具体的には、
①幸福物質【ドーパミン】
②精神安定や気分高揚【セロトニン】
③意欲向上、競争心向上【テストステロン】
などと言われている。
もともと身体が小さく運動が苦手だった私だからこそ、その効果を30代後半になっても未だに感じている。
さあ、1日おきでも、いや、3日に一回でもいいから筋トレをして、人生を変えてゆこう。
幼少期からの実体験をもとに、身体を動かすことの大切さを話してみる。
2 嫌なことに立ち向かう意欲の向上
筋トレをやることで得られるのは、自分の中での決まり事を僅かでもやり遂げたという達成感だろう。
しかも、自分で設定した自分のできる範囲での目標をひとつずつクリアしていくので、仕事を進めて行く上でも有益なメンタリズムを得ることができる。
自分との約束を少しずつでも守り身体が出来上がることで自信がつくし、自己肯定感も上がる。
3 職場や学校での人間関係の改善
私が職場で自分のポリシーを粛々と貫けるのは、筋トレのお陰だ。
身体を鍛え、自分との約束を守り、精神的世界で対話することで、自分の在るべき姿が明確になるから。
かつての私は、毎日毎日同じメンバーと酒を飲み、気を遣い人間関係を重んじ無駄な時間を費やしてきた。
腹はどんどん出てくるし体調は悪くなり、気分も塞ぎ込み気味になった。
そして無駄に先輩よりはやく出勤し、周りの目を気にしながら生きていた。
だがある時気づいた。
なんで、人生の貴重な時間を好きでもない人間と過ごしてきたのかと。
お陰で成りたい自分にもなれずストレスを溜め込み、愚痴を言うために酒を繰り返し呑む負のスパイラル。
理想の人生を歩むためには、時には心を鬼にして人間関係を断つ必要がある。
社会人になって運動や筋トレをやめていた私だったが、もう一度理想の自分になりたくてトレーニングを始めた。
やはり即効があり、次第に周囲の視線などが気にならなくなり、堂々と仕事以外のプライベートな誘いを断りマイペースに生きることができるようになった。
当然、仕事と自己研鑽に集中するわけだから、業績もはっきりと伸びた。
4 幼少期の記憶
私は、子供の頃、身体が小さく運動が苦手で、虐められがちな子供だった。
小学校に通うことも毎日憂鬱だった。
特に子供の頃は体力があるものや運動ができるものが優勢に立つ。
気が弱く運動も苦手だった私は、ドッジボールはバシバシ当てられるは、脚は遅いは、縄跳び鉄棒もさっぱりだった。
次第に塞ぎ込み自分の殻に閉じこもり暗い毎日を送った。
そんなある日、近所の友人のお父さんが野球チームに勧誘してくれた。
弱小チームだったが、はじめてやるスポーツの練習は運動音痴の私にっては充分だった。
成長期なこともあり、みるみる体力がついて来て、練習を乗り越えて自信が付き、教室に入る時のあの暗く周囲に怯えた意識が消えた。
何が言いたいかというと、筋トレに限らず身体を動かすことは、自信をつけて堂々と生きるためには確実に即効性があるということだ。
5 まとめ
生きることがつらかったり、悩みが尽きないのが人生だと思う。
塞ぎ込んでもうどうにもならなかったら、どうか騙されたと思って、筋トレをしてみて欲しい。
筋トレの素晴らしいところは、その場で好きな時に出来るところ。
わざわざ、ランニングコースを走ったり、ジムに行ったりする必要はない。
その場で、重力を感じ地球と戯れ、生まれたことに感謝してみよう。
そして、どうかトレーニング後には、必ず栄養補給をして欲しい。
次に筋トレする時は、必ず少し強くなった新しい自分に会える。
新しい人生がまたそこから始まる。